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zoom RSS 薙ぎ原っぱ内エタメロ十周年記念イベント 『いも煮会』 [1]

<<   作成日時 : 2006/12/03 15:48   >>

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私、メイヤー・ステイシアは足で鶴を折らされています。
なぜ、誰に、鶴を折らされているのかはわかりません。
壱屋と薙原は犯人の一味。
どうしてこんな事になったのか私には分かりません。
これを読んだあなた。どうか真相を暴いて下さい。
それだけが私の望みです。
                   
                   メイヤー・ステイシア



画像は当サークルの通称「厚い本」より折鶴めいや〜ん(画 壱屋う弐 結構前の絵)。

去年のmoo祭で買った本が色々と有ったのですが、変な収納の仕方をしてしまったらしくて一年以上全く読んでいなかった本とか一回位しか読んで無かった本がザクザク出てきました(笑)。
グフグフ。
 
 


何だこの図らずものタイムカプセル式エタメロ十周年記念一人エタメロ祭。
こんな豪華にわっさわっさと新刊で十周年の祝い方が出来た人間が世界中に、他に一人でもいるでしょうか?

いや、こんな馬鹿な事が(笑)。一年ですよ?

一方的な片思いでは無くエタメロに愛されているという事で一つ。そう思わなければやっていけなかったのです。
今年もエタメロイベントはありましたけど、実質上の盛り上がった、熱気ある去年のイベントの本が新刊タイムカプセルとしてここにあります。
今まで買って来たエタメロ本、全部を含めて読み返してみて特に良かった本の事と、ちょっとした感想を書いておこうと思います。全部だと流石にキリがなくなる程度には本を持ってるみたいです。



タイトル 「cherry」
作者 アケチランイさん(サークル 河童の川流れ) 

アケチランイさんの絵には可愛さと美しさと色っぽさがあります(笑)。
ここ数年通して好きな(打順四番?)作家さんというのは、かなり少ないんですけど良いのですよ〜この本。

悠久のコーレイ兄妹本なのですが、傷付けあっている二人、大切に思いあっている二人がちゃんと描かれていて好きな本なのです。割とページ数をかけて物語を描いてくれる方なのでとても読んでいて、登場人物たちの「想い」が伝わってきます。読後読んだなーって気になれる作家さんです。

一コマ一コマ、綺麗だったり可愛かったり面白かったり、複雑な気分にされたりで正直忙しいです。
そのせいか読んだ後は何か少し…心地よく疲れられます(笑)。作者のキャラへの愛情は充分伝わってくるんですけど、本人が「空(から)萌え」するだけで終わっていない作品を描かれているので、買う方としては有り難いのですよ。

だからアケチさんとしののめさんの本は会場であんまり中身を確認しないで買ってきます。
「どうせ面白いんだろ…」
「“どうせ”なんて諦めている人間の言葉だ」

そうなのか…この場合も…(笑)。
全般的に言って、(自分にとって)アケチさんの本は、ギャグにしろシリアスにしろ、ぬるく無いから、読み初めには多少の助走と体力が要ります。 



タイトル 「Beautiful sky pink cheek yellow heart」
作者 アケチランイさん(サークル 河童の川流れ)

女の子のしなやかな不思議さ、可愛らしさ、こわさをトリーシャやシェリルを通じて形にして見せてくれている本。誇張やディフォルメはあるのだろうけれど、そういった物を目に見える形にして見せてくれている貴重な本。
シェリルの表情とかも、可愛いのに、時々ある種の怖さを感じさせれられています。

時には男性が描かれた女の子の方が、男性にとっては可愛かったりする事も多いと思います。
どこかやっぱり理想的に(良い娘って意味じゃ無いですよ?)御都合で描かれる事も多いですから(笑)。

でもこういった、女の子の妖しい綺麗さ(笑)とか得体の知れない怖さ(笑)不思議さまで形にして見せられる男性もまた、いないか少ないかで。 
アケチさんもしののめさんも今は大人な方なんでしょうけど、物語において、少女を描くに当たり、やはりそこは現役少女時代を経験している強みがあるのかなーなんて思ったり。

男性が女の子の不思議さ出そうとすると“語尾に変な言葉つけたり” “変な口癖”とか作ったりそっちにいっちゃう気がします(笑)。(そもそもサークル名が「ドラゴンのまたさぶろう」だったり「河童の川流れ」だったりする時点で(笑)何だか…深く考えそうになると、不安で不思議な気分に…【笑】)。

おっと、本の話でしたね。読後、何故か…きゅっと胸をしめつけられる感じがしてもっと楽に読める本は無いのかと逆ギレしそうです(笑)。



タイトル 「from sleeping beauty」
作者 アケチランイさん(サークル 河童の川流れ) 

可愛らしい扉絵で始まり、先ずはローラと仲間がどういうやつらだか感じられる楽しい日常(笑)。前記のクレアのイラストも破壊力があります…「にいしゃま…」(笑)。

皆との世界を、再び、過去に一度経験した形で引き裂かれる怖い夢。
その時のローラの描写がとても強い。 


世界(皆)から引き剥がされる恐怖を感じ、ガラスの破片で心を裂かれるような(縦に切り裂くのではなく、広く、鍬や鋤みたいにして心を削がれる様にしてズタズタにされる感じに)今にも壊れそうなローラが痛々しいのです。 

耐え切れず神経が切れてしまうかの様に意識を沈み込ませ、元のエンフィールドへと覚醒するローラ。あふれ、こぼれ落ちる涙。

ここで終わらせないでくれてありがとうございました!(笑)。
その後、アレフとの会話で消えない不安の中にも少し安らぎを得られるのですが、その様子にホントほっとしました(笑)。ローラが抱いている不安からは誰もローラを守って上げられない気がします。それでも何だか、その時にも、誰かが守ってくれそうな気にもなれたり。

良いヤツ…子安さん(笑)。
一つ一つのパートだけでも別個の話として、笑いであれ、ぐっと来るのですが、アケチさんは通して一つの物語にしてくれているので。うひゃーって感じです。自分はそれなりに尺をとった物が好きなんですよね、同人誌でも。 
お話…と言えない程の、場面だけをバラ、バラっと集めた本とかが多いじゃないですか、同人。
それで纏まってたり面白かったりするなら全然むしろ良いけれど、大抵は甘えであったり、作品に対してのツメの甘さである事が多い訳で。

いゃぁ、でもこの本は最近めっきり聞かなくなった金丸さんの声が、フキダシから脳内に自動再生されてしまったのですが、演技がずっと、もっと上手くなってました金丸さん【笑】。
この十年を金丸さんも無駄には過ごしてこなかったと言う事か…(笑)。
そんな本。



タイトル 「PARADE」
作者 アケチランイさん しののめりんさん(サークル あけちらんいとしののめりん)

死なされるかと思いました(笑)。読むとふわふわしてきます。
同人誌で文章がガーってある本って損した気分になりませんか?  
自分はそうで、そして自分が作っている本もそんなです(笑)。

でも、アケチランイさんの本、それとアケチさんの盟友しののめりんさんの本に関しては何だか逆で、むしろ得した気分にすらなってしまいます。二人の文章が好きなようです。どうやら。

例えばこの本の前半は絵本みたいな感じです。児童書ってくらいシンプル。絵と数行の文章。ページによっては絵もなく数行の文章、又は二行なんてページもあります。でも、そんな間とかが気持ちよかった、必要な事をちゃんとしているのであって手抜きとか間に合いませんでした!っぽさは勿論ないので(笑)。

でも、商業とかだと確実にしにくい事というか(笑)、良い意味で同人というものの良さを使い切っている感じだなーとか思っても見たり。

楽しいんですよね。
しののめさんの小説や四コマも好きになれる本で一冊として一貫して楽しめるもので。

複数人で描いてる同人誌って、意識とか能力にブレがあったりして読んでいて、気持ち的に止まってしまったりする事が有ったりするのですが(付き合いで描いてます臭がすると)、その点、この二人の「好き」はとてもお互いに相性が良いのか、一緒に読んでいて、道路の段差みたいな、違和感が全然わかないので、つまづかないのです。
そして最後のケーキの話。ふわふわラッシュ(笑)。危険です(笑)。持ってかれます(笑)。

蘇れ陳宮ハート、クールになれ前原圭一。


いや、そんな無理せずにココロをゆだねましょうよ…(笑)。
悠久いいなぁと思える本です。一コマ一コマが良いのです。メロディと由羅がお互いを大切に思っている事がきちんと伝わってくる本なのです。

おのれ前原圭一! 



タイトル 「ハイスクールララバイ(再録)」
作者 アケチランイさん しののめりんさん(サークル あけちらんいとしののめりん) 

これも一貫した「誰か本」にちゃんとなっていてとても良いのです。誰かとは今回ディアーナ。
表紙のディアーナがとても可愛かったり色っぽかったりヨガだったり。
確かこの表紙だから手に取ったんじゃなかったかなー。これが一番初めに買った二人の本だったと思います。

あと、しののめさんの描く「丸人間」が好き(笑)。(カミングアウト セーフ よよいのよい…)。対談が不思議で楽しい。
そして今時珍しく(?)写植ではなく、台詞とか書き文字。本人が描いてる絵に本人が書いてる文字が合わない訳も無く、このまま書き文字でやって欲しいとか個人的に思っています。

あんまり説明しても、もう売り切れてて買えない本みたいなのですが、そういうのって読んでてイラっとしますか?(笑)。
いや、どうせ買えないし…みたいな感じになる訳で。

まぁいい。

類友なのか、二人はコロコロした可愛らしい絵を描いておいて、時々ハっとするような、女の子の綺麗な表情を描いてきたりするのです(絵だけではなく文章とかでも)。 

コロコロとした感じで楽しかったり、いや、でもシリアスになったり、笑ってる子って笑ってるだけじゃないんですよね、その逆もそーで。振り幅を感じて、自分は読んでて疲れる事もあります(良い意味で。動悸、息切れ、めまいとか【笑】。また何か自分で書く機会があれば参考にしたいなどと思ってもみたり)。

ディアーナの事を少し理解できた気になれたり、好きになれたりする本で、他の本でもそうなんですけど、「悠久好き」って気持ちがロードされてしまう。ディアーナ一押しだった時期もありましたし。読んでて、ディアーナの表情で、何度ハっとした事か。あと7ページの四コマのオチのクレアの表情がたまりません(笑)。

メーカーは、同人誌を取り締まれる訳が無いんですよね。むしろ貰ってるモノの方が大きいんだから…と思える本でした(笑)。
以前アケチさんに頼んで描いて頂いたスケッチブックは勿論ディアーナでした。そこに添えられた台詞が、本当にディアーナっぽくて、ディアーナの事大切にしてる人に描いて貰ったんだなーと、またジワジワ嬉しくなったり。

ちなみにしののめさんに描いて貰ったのはフィリー(笑)。エタメロで一番好きなのはフィリーと言い切る素敵な人なのです(笑)。悠久だと主人公とシャドウ萌え。…えー?(笑)。



タイトル 「ここで逢えるね」
サークル くされスイカとその一味 

ギャグあり、日常あり、そして別れありの本。人が生きていく上での全部ひっくるめての日常でしょうか。
最後の、江田さんの「おもいでのかたち」が少し寂しかったり少しほっとできたり。
切り絵みたいな太い線で描かれたローラとシーラが良いのです。 

皆に笑って挨拶して、ふと気持ちが戻ってしまって、涙を浮かべるシーラ。ローレンシュタインへの留学が決まっているシーラと皆の別れの話なんですけど。シーラの目の動き(表情)にとても魅力のある漫画でした。
最後に「それでも寂しい」と言ってしまうローラにシーラは「そんな時はこの本を開けて…」と言って本を渡します。
そして「いつまでもかわらない私達がいるから…」と告げるのですが、そうなんですよね…思い出はそうなんですよね。

この本にもその時の書き手の方達の気持ちがそのまま残っている訳で。読み手にしてもそうかも。 
それに本作ってきて良かったとか、皆とやってこれて良かったんだなとかそんな事も思い出しました。
ていうか、今回の為に色んなエタメロ本を机の中から出してきたんですけど、気が付くと同サークルの「お嬢様特急本」をいつの間にか読み漁っていて、お陰ではかどりませんでした。

「許っさん」(桃太郎侍) 




って、薙ぎ原っぱ内エタメロ十周年記念イベントとか言って

全部、悠久本じゃーん!(大爆笑)。


『薙ぎ原っぱ内エターナルメロディ十周年記念イベント 芋煮会』
に早くも楊雲が立ち込めてきました。ゴロゴロゴロ… 

画像



画像は、たちこめた中山哲学さんに以前書いて貰って「厚い本」でも使う予定だったけれどページの都合で出番が無かった筆ペン楊雲。中山さんにも会ってなー! こうなったらチャゲ&飛鳥魂で押しかけるー?!

いーまかーら いーしょに これからー いーしょに なっぐりに 行こうかー 
ヤー ヤー ヤー…♪
 


…いや、これだと殴りに行く事に主題が行ってる気がしますね。

…まぁいい。

そしてエタメロ十周年記念イベントはまだまだ続きますですよ(古手梨花)。 

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